心穏やかな日々を求めて!

シニアのつぶやき、独り言

コンプレックス

他人は誰でもコンプレックスがあることは知っている。
もちろん 私にもあります。


家族コンプレックスです。
そして 私の変わった育ち方です。
少し 長くなりますが 読んで下されば嬉しいです。


以前 ブログで少し書きましたが、私は小学4年までタイのバンコクに住んでいて学校生活をしたことがありませんでした。
というか 幽閉生活のような毎日でした。
このことは 夫にも子供達にも もちろん友人たちも知りません。


というか どうせ話しても理解できないだろうし、外国生活?帰国子女?その時代ですごいね!
なんて言葉が返ってきそうで 話せない。
だって 決してポジティブな話でないのだから。
私にとって あまり話したくないし 知られたくない過去なのです。


父は、タイでの事業に成功し資産家であったのでしょうが、戦後景気も下火になるにつれ
父の会社もだんだん危なくなったのだと思います。


世田谷の大きな家も差し押さえになりました。
幼かった私もタンスの引き出しの継ぎ目に赤いシールのような物が貼られたのを 覚えています。
その頃は 祖母は亡くなっていて祖父と叔母と母の4人で そんなに遠くないであろう旅館に滞在することになりました。


もうすぐ小学校入学で 多分行かれないだろうと心底 悲しかった。
そのうち 叔母がどこかに行ってしまい 母はいつも何処かに出かけ 私は祖父と二人でその小さな旅館の裏庭で遊んでいたのを思い出します。
ある晩 夜中に私はすごい鼻血を出し 着替えももないので旅館の人が女の子用の浴衣を貸してくれたことがありました。


私は初めてのゆかたが嬉しくて、白地に赤と黄色の花模様よく覚えている。


ここまで書いていたら 記憶が甦りいろいろ書きたくなりましたが なんか
感情的になりそうなので 続きは 少し