亡き母に ありがとう。
母は この長命の時にしては割合早く亡くなった。
今年 私はその年齢にあと8か月でなる。
母は、持病や長患いをしていたわけでなく 前日まで普通に生活をしていて 翌朝
寒い朝に亡くなっていた。
一人っ子で娘である私は 母とは折り合いが悪く 晩年の母とあまり交流して
いなかった。
それでも 時々は電話はしていたが、私の一言で三つも四つも帰ってくる言葉に
なんとなく遠のいていたのが現実だった。
でも 小さい時はお母さん子で 母の姿見えないと不安になり 母がいない夢を見て
泣いて目覚めた朝もあったほどでした。
物心がつく頃になっても いろいろな事を聞いてほしい甘えん坊タイプでした。
でも 母の帰ってくる言葉は いつも自分の価値観の押し付けばかりで、私はダメ
なんだな~とだんだん自信がなくなって 凄ーくおとなしい子(内心は反発)でした。
着る服は赤やピンクが主で 髪は長く三つ編みでリボン。
私は青白く すぐ熱出して寝込む(今では想像でいない体形?)情けない子供でした。
高校生になってお年頃になって ボーイフレンドらしき人ができるても 電話は取り
次いでくれない。
手紙は開封され 進学先も決められてしまう。
今思うとバカみたいで、ちゃんと自己主張すればいいのにと。
でも その時は親に反発することは いけないことで、家の恥を他に話すことは絶対に
してはいけないのだと 本気で思っていました。
そして 母に優しくされること、褒められること ずーっと待っていたのだと思う。
ここまで書いて 晩年の母を随分寂しい思いをさせてしまったのだと気が付いた。
今更ながら 貴女がいたから 今私がいるのですから。
ここには書けないこと まだいっぱいありますけど、もう忘れましょう。
私も貴女の年になりつつあります。
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