ある日、夫が唐突に言った。

｢幸せなんだけど、何かが足りない気がするんだ！｣

とのたまう。

還暦を過ぎる前から、早期退職をした夫どの。

子供の教育は、ほぼ終わりローンも借金もない。

介護の必要になるような両親も、私両親共々もう他界している。

主だった親戚も代替わりの従兄弟ぐらいしかいない。

夫に　何か口出しするような人は誰一人いないのだ。

唯一妻である私の意見も聞く人でない。

夫は人気はないが、仕事は出来たらしい。(本人が言ってる事から推察)

ゆえに　仕事はやり尽くしたと、これからは何もしないことをするのだと！

早期退職で割り増しの退職金が出るらしい。

それを企業年金として受けとれば、毎月決まったお金が入り、贅沢をしなければ、公的年金を貰えるまで生活には　困らないから、文句ないだろう！

とのたまう。

とはいっても、その頃は次男は同居しているし、私も仕事をしていた。

急に口うるさい夫が毎日家にいる生活が、受け入れるには抵抗がある。

まあ、それから私の地獄の日々が始まりましたが😣

何が地獄か？

食事や家事が増える？

そんなことではなく、今まで家でやって来た生活全てに　ダメ出しされることです。

長年やって来たルーティンを否定されるのですから、たまりません。

捨て魔の夫は、あまり使わない不合理な物が家にあるのが　嫌でたまらないらしい。

とにかく捨てる。

私に聞かないで捨てる。

自分の知らない物は捨てる。

息子の子供の頃の物も捨てる。

こちらの言い分は、聞かない。

文句を言えば、逆ギレする

困った事は、こにには書ききれない😣

私は、どうも気も弱いところがあり、言い争いが苦手で、必ず負ける。

負けず嫌いなのに負ける。

それが悔しい😢🌊

　

そこで、私の静かなる抵抗が始まります。

夫には、反対も賛成もしないし、良い顔もしない。

私の言い分になんか言うのなら、黙って席を外す。

流石の夫もまずいと思ったのか、少しづつは大人しくはなってきたのだが。

足りないと感じるのは、私のせい？

自分自身のせい？

何が足りないのか、考えてみるのもよろしいのでは？

贅沢なやっちゃ❗